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A LIVE / 旭 里奈
音楽にのめり込んでいったのは中学生の時でした。
ステージの上に全てがあるような気さえしてしまったのです。
ステージに立つその姿が何より輝いて見えました。
この一瞬で人の心をこんなにもふるわせて、動かすことができるのかと。
この1ステージで何もかも忘れるぐらい、心酔することができるのかと。
彼らにとってLIVE をすることは生きることと等しい。
そんな彼らを写しとめたい、残したいという気持ちが大きくなりました。
泥臭く、汗をかきながら、必死に自分を表現する彼らに魅了され、その姿を追い、自分も一表現者として向き合うことで、たくさんのものを得てきました。
ライブだけではなく地方への車での移動や行動を共にし、より近くにいることで彼らの苦悩や葛藤、幸福感や充実感を感じることができました。
曲にかける想い、1ステージにかける想い、一瞬にかける想い、その全てがステージにはありました。
0 から1 を生み出す彼らに最大限の敬意を。

[略歴]
1991年 生まれ 愛知県出身
2013年 東京工芸大学卒業後ブライダルのカメラマンとして就職
2015年 退職後フリーランスのカメラマンとして活動を開始
    ライブ、イベント、アーティストの写真を中心に撮影
    その他にもアパレルや企業の撮影など多岐に渡り、撮影を行っている
合図 /幸本 紗奈
常に、遠くへ 遠くへと意識を駆り立てるもの。
そこかしこからの合図、めくばせを集めたシリーズです。

[略歴]
1990 年 広島県で生まれる。
武蔵野美術大学造形学部映像学科写真表現コース 山崎博ゼミ卒業
もうひとつの世界 /新庄 乃美
人間は視線を動かすことで、「横」の空間の広がりを感じられる。
しかし、空間は横にだけ連なるものではない。
私たちの視界では感じ取りにくい「縦」の空間の広がりを感じることができるよう、縦長の写真を作成した。これまでも縦長の撮影をしてきたが、今回は、街中や植木の下からなど、日常の中からも新しい見え方を探った。縦の繋がりをひとつの画面に収めることで、普段見ているものとは違った側面や形、空間の変化を捉えたい。
[略歴]
1990年 岡山県生まれ 岡山県在住
2013年 岡山県立大学 デザイン学部卒業
2015年 岡山県立大学大学院 デザイン学研究
(現在デザイナーとして働きながら、写真作品制作を行う)

[展示歴]
2014年 グループ展「The Emerging Photography Artist2014」(東京)
2014年 グループ展「SAKURA SPRING SPLASH」(岡山)
2014年 個展「写真公募企画展 倉敷フォトミュラルf個展展示部門
     『新庄乃美展<反転する世界>』」(岡山)
2015年 グループ展「SAKURA SPRING SPARKLE」(岡山)
2017年 二人展「New myself」(岡山)

[受賞歴]
2014年 「第65回岡山県美術点展覧会 写真部門」 県展賞
2014年 「The Emerging Photography Artist2014」 3位入賞
「窓」Windows /関谷 のびこ
うわの空を歩く
四月はいつだって窓からの風景だ。
酷い花粉症の私は、この季節じぃっと部屋に引き籠る。
花粉色の外が、恐ろしい。
窓際で優しい光に包まれた街の様子を考える。
それが、私のいつもの春。
2018年の四月。
私は部屋の中ではなく、イギリスにいた。
人生二度目、そして春の季節に訪れるのは初めてだった。
知っていると思っていた場所なのに、全然知らない国だった。
思ってもみなかった光景に驚き、嬉しくなった。
地に足がつかない。
同時に東京を思ってしまう自分がいた。
イギリスにいるのに、「いつもの生活」の風景を考えてしまう。
マーマレード・スカイをぼんやり見ながら、うわの空だった。
その眺めも、やっぱり窓からの風景だった。

[略歴]
東京都生まれ。
父親に買い与えられたカメラをきっかけに写真を撮りはじめる。
撮影スタジオ、カメラマンアシスタントを経て、現在フリーランス・フォトグラファーとして活動中。
ALIVE /松下 とも子
世界にちゃんと触りたい。それが写真を始めたきっかけです。
日々、出会いと別れを繰り返す中で、カメラを覗くと人も景色も生まれなおすかのように息を吹き返します。
その瞬間を残すことが私にとっての希望です。
居合わせたこと。あなたがここにいたということ。
私はそれを肯定し、食べつくしながら前に進みます。

[略歴]
福岡県生まれ 福岡市在住
大学卒業後キャリアカウンセラーとして企業や自治体に13年間従事

2016年 写真制作を始める
2017年 2017年度アサヒカメラ月例コンテストファーストステップの部特選
2018年1月 個展「こんにちは 世界」ブックスキューブリック(福岡市)
2018年7月 個展「ランデヴー」アートギャラリー珈琲珀(春日市)
2018年8月 ホンマタカシ氏によるワークショップ「換骨奪胎」に参加
Landscape / 三島 翔
夫婦で25カ国を廻るという、人生で最も長い旅をしました。
この旅の相棒に選んだのは、自分の手の平くらいのデジタルカメラ。
気軽に持ち運べるので、シャワーを浴びる時以外はどこへでも持って行きました。
撮影スタイルは、カメラをどんと構えるよりは、反射的に撮っていくスナップ。
すると記者として7年間で撮った枚数の2倍もの写真が約13ヶ月でたまりました。

さて振り返ってみると、どこを旅していても、気が付けば私の眼はいつも“人”に向けられていました。
世界には手つかずの美しい自然もありましたが、そういう場所でさえも人の姿を探していました。
ですから私の写真には、たとえ小さくとも、時には目には見えない痕跡や気配であったとしても、人がいます(あります)。
私は小さな一滴から波紋が広がるように、人がいることで静かな風景の中に立ち上がってくる無数のストーリーを楽しんでいます。

[略歴]
1984年1月19日生まれ 34歳
鳥取県鳥取市用瀬町育ち。
岡山県立大学院修了。
山陽新聞社で記者として7年勤務。
ライター、フォトグラファー。

2016年5月より、昔から計画していた世界一周の旅行に夫婦で出発。
計13ヶ月で25カ国をめぐり、2017年8月に終了。
旅の経験をもとに、夫婦でアウトドアと旅に関わるアイテムを作る会社の 立ち上げを進めている。
まずは“普段使いの登山靴”を作るため、2018年4月より神戸市の靴学校 で修行中。
視覚的記憶 /小枝 直生
テーマは「目線」です。大人や子ども、様々な目線を写真にしてみるとおもしろいと思い作品にしました。最初はいろいろなアングルで撮っていただけでしたが、植物に近寄って撮った時、人間以外の目線も作品に取り入れてみたいと思い、普段は見ない所や不思議な風景も撮ってみました。講師の先生からは、様々な発想力を生かして面白い作品が出来る事を教わりました。これからも発想力や発見を大切にして撮っていきたいと思います。                                                   小枝 直生

高校一年生とはとても思えない、高度な構成能力によって組み上げられた作品です。クローズアップやロー・アングルなど、非日常的な視点を多様して、独特の感触を備えた「視覚的記憶」が形をとっていきます。ちょうど雨や曇りの日だったことが幸いして、暗めのトーンで全体をまとめたのもとてもうまくいきました。写真を撮ることでしか見えてこない世界があること、しかもそれは日常と隣合っていることを、他の高校生の方たちにも気づいてほしいものです。                                                   飯沢耕太郎
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倉敷フォトミュラルf実行委員会